※この記事はデモサイト用のサンプルとして制作されており、実際と異なる情報を含む可能性がある点を予めご理解ください。
食べたら太るダイエットの大敵!
吹き出物ができる!
と、美容や健康からは悪者扱いされがちなチョコレートですが、実は驚くべき効果があることをご存知ですか。
チョコレートの原料となるカカオ豆は栄養価が高く、カカオ豆を発酵させるとチョコレートの原料となる「カカオマス」になります。
チョコレートは発酵食?!
チョコレートの原料カカオ豆
果実はカカオポッドと呼ばれ、ラグビーボールのような形をしています。このように幹にも実がなります。
カカオポッドを割ると、中には白いヌルヌルしたものがありこの中にカカオ豆が包まれています。
およそ1週間位かけてカカオ豆を醗酵させます。このときにチョコレート特有の香りの素が形成されます。
醗酵の後は天日で乾燥させ、大きさを選定してから、麻袋に詰められて出荷されます。
カカオチョコレートの効果
発酵食品といえば、納豆、キムチ、ヨーグルト、味噌、日本酒など、微生物の働きによって食物が変化し、人間にとって有益なものを作り出してくれます。
チョコレートもカカオ豆が発酵することにより、たんぱく質や糖分が分解され、チョコレート独特の香りのもとを生み出し、さらに高分子ポリフェノールがつくりだされるのです。
カカオには、ポリフェノール、食物繊維、ミネラルがたくさん含まれていますが、注目するのは「ポリフェノール」と「カカオプロティン」です。
ポリフェノール
カカオに含まれている苦味成分でポリフェノールの一種がカカオマスボリフェノールです。
- 血管を広げる作用が期待でき、血圧を下げる効果が期待される。
- 強い抗酸化力があり、体内に生じる活性酸素によってコレステロールの酸化を抑える作用が期待される。
- 美肌効果。肌老化の原因のひとつでもある「活性酸素」が引き起こすトラブルを防ぐことが確かめられている。
- 心理的、肉体的ストレス反応が軽減され、ストレスによるホルモンの増加も抑制されることが確かめられている。
- 脳の栄養といわれる「BDNF」という神経栄養因子に働きかけ、認知機能を高められる可能性。
カカオマスポリフェノールの効果は、活性酸素を減らすことで新陳代謝をよくすることも期待できます。
カカオプロテイン
カカオに含まれるタンパク質がカカオプロテインです。
- 小腸で消化吸収されず、大腸まで届き、便の基材となってかさを増す。
- 腸内細菌のえさとなり腸内フローラを変化させることで、整腸作用を及ぼす。
便秘、美肌、血圧に効果が期待できます。
チョコレートダイエット
ダイエットをしている人の中には、チョコレートを食べることは我慢している人も多いことでしょう。
ダイエットにチョコレートは嬉しい。
チョコレートダイエットとは、食事前にチョコレートを食べることで血糖値をあげ、満腹中枢が働いて食欲が落ちるので、その分食事の量が減るというものです。
チョコレートを食べて痩せるというわけではありません。
つまりチョコレートを食べるタイミング。
前述のように、腸内を整える作用もあり、また、ストレスを軽減してくれる作用もあるので、ダイエットでたまりがちなストレスが緩和される効果も期待できます。
チョコレートダイエット実践者のタレントさんは、子供の頃からずっとチョコレートが大好きで、『チョコレート・ダイエット』という本も書かれています。
カカオチョコレートに表示されている数字はどういう意味?
CACAO「72%」,「88%」,「95%」とか、数字とパーセントが表示がされているチョコレートは、普通のチョコレートとどう違うのでしょう?
この数値はチョコレートの原材料となるカカオの含有量のパーセントです。
パーセント表示がされていない一般的なチョコレートははおよそ30~40%で、何も含まれていないわけではありません。
カカオの含有量70%以上は、高カカオチョコレートと呼ばれています。
また、日本の業界規格では以下の通り。
カカオ含有率
- 35%以上:チョコレート
- 15%以上35%未満:準チョコレート
準チョコレートは主にコーティングされているチョコで、キットカット、ポッキー、チロルチョコレートなどです。
カカオの効果を期待するならば、高カカオチョコレートを選びましょう。
高カカオチョコレートのカロリー
高カカオチョコレートは、カカオの含量が多いことから、脂質の割合が多く、一般のチョコレートよりも高カロリーです。
糖質制限をしている人には高カカオチョコレートの方がむいているのですが、カロリー制限をしている人には逆ということになります。
まとめ
カカオ豆に含まれる成分には、さまざまな健康効果がありますが、だからといって、無理に食べる必要も、ましてやたくさん食べる必要はありません。
カカオ豆自体には、利尿作用や興奮作用のあるテオブロミンやカフェインが含まれていたり、アレルギーを起こす人がいる食品の一つとしても知られていますので、健康な人が嗜好品として楽しむ分には問題ありませんが、摂取には注意を必要とする人もいます。
カカオにこだわらず、高カカオチョコレートでも、準チョコレートでも、食べたいチョコレートをちょっとだけいただくのが一番のチョコレートのメンタル効用ではないでしょうか。